iDeCoの運用状況(2023年7月~12月)
2023年10月の運用状況
資産残高(2023年10月)
2023年10月末のiDeCoの資産残高は前月末から大きく減少しました。2ヶ月連続の大幅減少です。
- 運用月数:88ヶ月(2016年6月運用開始)
- 損益率:+81.7%(前月から-3.7ポイント)
- 年率換算リターン:+8.5%(前月から-0.4ポイント)
- 資産残高の推移:下のグラフ
資産内訳(2023年10月)
各資産の割合と、当初配分比率(資産クラス列のかっこ内の%値)からの乖離は次のようになっています。
資産クラス | ファンド名 | 割合 | 乖離 |
---|---|---|---|
国内株式(5%) | 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド | 5.1% | 0.1% |
国内中小型株式(5%) | ひふみ年金 | 5.0% | 0.0% |
先進国株式(20%) | DCニッセイ外国株式インデックス | 19.8% | -0.2% |
海外REIT(10%) | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 9.2% | -0.8% |
先進国中小型株式(10%) | EXE-i グローバル中小型株式ファンド | 9.6% | -0.4% |
新興国株式(20%) | EXE-i 新興国株式ファンド | 20.1% | 0.1% |
先進国債券(10%) | 野村外国債券インデックスファンド | 10.1% | 0.1% |
新興国債券(10%) | 三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド | 10.1% | 0.1% |
金(10%) | 三菱UFJ 純金ファンド | 10.9% | 0.9% |
所感
iDeCoの資産残高は2ヶ月連続で大きく減少しました。米国債の長期金利(10年物国債の利回り)が前月に続けて大きく上昇したことが一因です。米長期金利は月中に5%を超えました。これは16年ぶりとのこと。月末にはやや下げましたが今後の推移が気になります。
月初に年1回の定例リバランスを検討しましたが、その時は資産バランスの崩れ(当初配分比率からの乖離)が小さかった為に見送りました。月末の数字(上の表)を見ると海外REITと金の乖離が大きくなっていますが、一時的な状況かも知れないのでもう少し様子を見てみます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません