iDeCoの運用状況(2019年9月)

SBI証券のオリジナルプランで運用しているiDeCo(個人型確定拠出年金)の2019年9月末時点の運用状況を紹介します。8月に資産が大きく目減りした分をある程度は回復しましたが、7月末の残高には戻りませんでした。
資産残高(2019年9月)
2019年9月末のiDeCoの資産残高は、前月末と比べて増加しました。
- 運用月数:39ヶ月(2016年6月運用開始)
- 損益率:+20.2%(前月から+3.0ポイント)
- 年率換算リターン:+5.8%(前月から+0.7ポイント)
- 資産残高の推移:下のグラフ

資産内訳(2019年9月)
各資産の割合と、当初配分比率(資産クラス列のかっこ内の%値)からの乖離は次のようになっています。乖離が0.5%以上になっているものを挙げると、マイナス乖離(当初配分比率より縮小)は国内株式、国内中小型株式、先進国中小型株式、新興国株式。プラス乖離(当初配分比率より成長)は、海外REIT、金となっています。
資産クラス | ファンド名 | 割合 | 乖離 |
---|---|---|---|
国内株式(5%) | 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド | 4.5% | -0.5% |
国内中小型株式(5%) | ひふみ年金 | 4.3% | -0.7% |
先進国株式(20%) | DCニッセイ外国株式インデックス | 19.8% | -0.2% |
海外REIT(10%) | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 11.1% | 1.1% |
先進国中小型株式(10%) | EXE-i グローバル中小型株式ファンド | 8.9% | -1.1% |
新興国株式(20%) | EXE-i 新興国株式ファンド | 18.9% | -1.1% |
先進国債券(10%) | 野村外国債券インデックスファンド | 10.4% | 0.4% |
新興国債券(10%) | 三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド | 10.4% | 0.4% |
金(10%) | 三菱UFJ 純金ファンド | 11.8% | 1.8% |
所感
9月の市場ムードは穏やかでした。米欧の中央銀行が緩和的な姿勢を打ち出し、米中の貿易摩擦も大きく火花を散らすことはありませんでした。北朝鮮のミサイル発射も9月は1回だけです。8月に大きく下げたマーケットは月の前半にかなり戻しましたが、その後は頭打ちになり、月の後半にかけて若干の下げ基調で推移しました。
iDeCoの資産残高は前月末より増えましたが、前月に大きく減った分を100%は回復できませんでした。私は9月末のポートフォリオをもとに、年に1回のリバランスをしますので、当初配分比率に戻す操作は次のようになります。
- 売るもの(売る金額の大きい順)
金、海外REIT、先進国債券、新興国債券 - 買うもの(買う金額の大きい順)
先進国中小型株式、新興国株式、国内中小型株式、国内株式、先進国株式
10月は市場ムードがまた悪くなりそうです。昨年(2018年)は10月から年末にかけて大きく下げていきましたが、今年はどうでしょうか? 昨年とは違うムードの年末を迎えたいですね。
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