iDeCoの運用状況(2019年10月)

SBI証券のオリジナルプランで運用しているiDeCo(個人型確定拠出年金)の2019年10月末時点の運用状況を紹介します。9月末の資産状況を踏まえてリバランスもしていますので、その結果も含めてご紹介しましょう。

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資産残高(2019年10月)

2019年10月末のiDeCoの資産残高は、前月末と比べて増加しました。その結果、2018年1月の残高を21ヶ月ぶりに超えました。やれやれ、という感想です。

  • 運用月数:40ヶ月(2016年6月運用開始)
  • 損益率:+24.8%(前月から+4.6ポイント)
  • 年率換算リターン:+6.9%(前月から+1.0ポイント)
  • 資産残高の推移:下のグラフ
iDeCoの資産残高の推移(2016年6月を1.0とする)

資産内訳(2019年10月)

各資産の割合と、当初配分比率(資産クラス列のかっこ内の%値)からの乖離は次のようになっています。今月は、年に1回のリバランスのための売買を月の前半に行いました。その結果、各資産の割合は当初配分比率にほぼ戻っています。

各資産の割合と当初配分比率からの乖離(2019年10月末)
資産クラス ファンド名 割合 乖離
国内株式(5%) 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 5.0% 0.0%
国内中小型株式(5%) ひふみ年金 5.0% 0.0%
先進国株式(20%) DCニッセイ外国株式インデックス 20.1% 0.1%
海外REIT(10%) 三井住友・DC外国リートインデックスファンド 10.0% 0.0%
先進国中小型株式(10%) EXE-i グローバル中小型株式ファンド 10.1% 0.1%
新興国株式(20%) EXE-i 新興国株式ファンド 20.4% 0.4%
先進国債券(10%) 野村外国債券インデックスファンド 9.7% -0.3%
新興国債券(10%) 三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド 10.0% 0.0%
金(10%) 三菱UFJ 純金ファンド 9.7% -0.3%

所感

10月の市場はリスクオンのムードでした。アメリカのS&P500種株価指数は28日に3ヶ月ぶりに過去最高値を更新。米中貿易交渉の進展期待などが相場を後押ししました。

iDeCoの資産残高は前月末より増えて、2018年1月の残高を21ヶ月ぶりに更新しました。また、年に1回のリバランスのための売買を月の前半に行った結果、各資産の割合は当初配分比率に戻っています。iDeCoの運用に関しては、ここからまた新たな1年という気分です。

ちょうど1年前、2018年10月に米長期金利の上昇を背景に相場が大きく下落した頃との違いは、各国の金融政策が引き締めから緩和に変わったことです。それ以外の状況はあまり変わっていないように見えます。そう考えると楽観できませんが、今のところは順調な運用状況です。

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