iDeCoの運用状況(2019年11月)

SBI証券のオリジナルプランで運用しているiDeCo(個人型確定拠出年金)の2019年11月末時点の運用状況を紹介します。11月も残高が少し増え、安堵しました。

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資産残高(2019年11月)

2019年11月末のiDeCoの資産残高は、前月末と比べて微増しました。「微増」ぐらいが一番安心できます。

  • 運用月数:41ヶ月(2016年6月運用開始)
  • 損益率:+26.5%(前月から+1.7ポイント)
  • 年率換算リターン:+7.1%(前月から+0.2ポイント)
  • 資産残高の推移:下のグラフ
iDeCoの資産残高の推移(2016年6月を1.0とする)

資産内訳(2019年11月)

各資産の割合と、当初配分比率(資産クラス列のかっこ内の%値)からの乖離は次のようになっています。先月リバランスしたばかりなので、まだ大きな乖離はありません。

各資産の割合と当初配分比率からの乖離(2019年11月末)
資産クラス ファンド名 割合 乖離
国内株式(5%) 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 5.0% 0.0%
国内中小型株式(5%) ひふみ年金 5.1% 0.1%
先進国株式(20%) DCニッセイ外国株式インデックス 20.6% 0.6%
海外REIT(10%) 三井住友・DC外国リートインデックスファンド 9.8% -0.2%
先進国中小型株式(10%) EXE-i グローバル中小型株式ファンド 10.4% 0.4%
新興国株式(20%) EXE-i 新興国株式ファンド 20.4% 0.4%
先進国債券(10%) 野村外国債券インデックスファンド 9.6% -0.4%
新興国債券(10%) 三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド 9.7% -0.3%
金(10%) 三菱UFJ 純金ファンド 9.4% -0.6%

所感

11月の市場は穏やかなリスクオンのムードでした。米国ではNYダウ、NASDAQ、S&P500の3指数が過去最高値を更新中。米中貿易交渉に関する楽観ムードが相場を緩やかに押し上げている印象です。

日本株も珍しく強い相場になっていますが、日経平均はまだ、2018年10月2日に付けたバブル後の最高値:24,270.62円(終値ベース)に届いていません。一方で、ドル建ての日経平均(外国人投資家が見ている日経平均)を見ると、2018年1月24日に付けたバブル後の最高値:219.28ドル(終値ベース)に近い水準に到達しています。

日本株の強さにはあまり根拠が感じられないので、ちょっと怖いですね。「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」という相場格言がありますが、「懐疑の中」ならば、まだ育つでしょうか?

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