iDeCoの運用状況(2023年7月~12月)
2023年11月の運用状況
資産残高(2023年11月)
2023年11月末のiDeCoの資産残高は大きく反発し、再び過去最高を更新しました。
- 運用月数:89ヶ月(2016年6月運用開始)
- 損益率:+91.7%(前月から10.0ポイント)
- 年率換算リターン:+9.2%(前月から0.7ポイント)
- 資産残高の推移:下のグラフ
資産内訳(2023年11月)
各資産の割合と、当初配分比率(資産クラス列のかっこ内の%値)からの乖離は次のようになっています。
資産クラス | ファンド名 | 割合 | 乖離 |
---|---|---|---|
国内株式(5%) | 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド | 5.1% | 0.1% |
国内中小型株式(5%) | ひふみ年金 | 5.0% | 0.0% |
先進国株式(20%) | DCニッセイ外国株式インデックス | 20.3% | 0.3% |
海外REIT(10%) | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 9.5% | -0.5% |
先進国中小型株式(10%) | EXE-i グローバル中小型株式ファンド | 9.8% | -0.2% |
新興国株式(20%) | EXE-i 新興国株式ファンド | 20.0% | 0.0% |
先進国債券(10%) | 野村外国債券インデックスファンド | 9.9% | -0.1% |
新興国債券(10%) | 三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド | 10.0% | 0.0% |
金(10%) | 三菱UFJ 純金ファンド | 10.4% | 0.4% |
所感
iDeCoの資産残高は大幅に増加し、損益率が初めて90%を超えました。米国債の長期金利(10年物国債の利回り)が今月に入ってから減少に転じたことが大きく影響しました。
今後、米国債の長期金利が上昇に転じることはないだろうと思われます。一方で、日米の金利差は縮小することになるので、足下の円安環境が次第に解消していくと思われます。今の資産増には円安効果が含まれているので、急激な円高には警戒が必要です。
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