iDeCoの運用状況(2023年7月~12月)

2024年1月2日

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2023年11月の運用状況

資産残高(2023年11月)

2023年11月末のiDeCoの資産残高は大きく反発し、再び過去最高を更新しました。

  • 運用月数:89ヶ月(2016年6月運用開始)
  • 損益率:+91.7%(前月から10.0ポイント)
  • 年率換算リターン:+9.2%(前月から0.7ポイント)
  • 資産残高の推移:下のグラフ
iDeCoの運用状況(2023年11月)
iDeCoの資産残高の推移 2023年11月末
(2016年6月を1.0とする)

資産内訳(2023年11月)

各資産の割合と、当初配分比率(資産クラス列のかっこ内の%値)からの乖離は次のようになっています。

資産クラスファンド名割合乖離
国内株式(5%)三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド5.1%0.1%
国内中小型株式(5%)ひふみ年金5.0%0.0%
先進国株式(20%)DCニッセイ外国株式インデックス20.3%0.3%
海外REIT(10%)三井住友・DC外国リートインデックスファンド9.5%-0.5%
先進国中小型株式(10%)EXE-i グローバル中小型株式ファンド9.8%-0.2%
新興国株式(20%)EXE-i 新興国株式ファンド20.0%0.0%
先進国債券(10%)野村外国債券インデックスファンド9.9%-0.1%
新興国債券(10%)三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド10.0%0.0%
金(10%)三菱UFJ 純金ファンド10.4%0.4%
各資産の割合と当初配分比率からの乖離(2023年11月末)

所感

iDeCoの資産残高は大幅に増加し、損益率が初めて90%を超えました。米国債の長期金利(10年物国債の利回り)が今月に入ってから減少に転じたことが大きく影響しました。

今後、米国債の長期金利が上昇に転じることはないだろうと思われます。一方で、日米の金利差は縮小することになるので、足下の円安環境が次第に解消していくと思われます。今の資産増には円安効果が含まれているので、急激な円高には警戒が必要です。

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