iDeCoの運用状況(2023年7月~12月)
2023年7月の運用状況
資産残高(2023年7月)
2023年7月末のiDeCoの資産残高は前月末から増加し、前月に続いて過去最高を更新しました。
- 運用月数:85ヶ月(2016年6月運用開始)
- 損益率:+87.4%(前月から+2.3ポイント)
- 年率換算リターン:+9.3%(前月から+0.1ポイント)
- 資産残高の推移:下のグラフ
資産内訳(2023年7月)
各資産の割合と、当初配分比率(資産クラス列のかっこ内の%値)からの乖離は次のようになっています。
資産クラス | ファンド名 | 割合 | 乖離 |
---|---|---|---|
国内株式(5%) | 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド | 5.0% | 0.0% |
国内中小型株式(5%) | ひふみ年金 | 5.0% | 0.0% |
先進国株式(20%) | DCニッセイ外国株式インデックス | 20.0% | 0.0% |
海外REIT(10%) | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 9.8% | -0.2% |
先進国中小型株式(10%) | EXE-i グローバル中小型株式ファンド | 10.1% | 0.1% |
新興国株式(20%) | EXE-i 新興国株式ファンド | 20.5% | 0.5% |
先進国債券(10%) | 野村外国債券インデックスファンド | 9.7% | -0.3% |
新興国債券(10%) | 三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド | 9.9% | -0.1% |
金(10%) | 三菱UFJ 純金ファンド | 9.8% | -0.2% |
所感
iDeCoの資産残高は実感を伴わないまま順調に増えています。前月(6月)の上昇が急ピッチでしたが、その反動もありませんでした。7月のFOMC(米連邦公開市場委員会)で0.25%の利上げが決まりましたが、年内の利上げはせいぜいあと1回、来年には利下げに転じると見られています。政策金利は5.25%~5.5%という約20年ぶりの高水準ですが、米国経済は景気後退を回避してソフトランディングするという見方が増えているようです。そうなることを期待したいと思います。
資産バランスの崩れ(当初配分比率からの乖離)が一時的に大きくなっているように見えたので、月中に臨時のリバランスをしました。9月末の状況で定例のリバランスをする予定です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません