iDeCoの運用状況(2023年1月~6月)
2023年4月の運用状況
資産残高(2023年4月)
2023年4月末のiDeCoの資産残高は前月末から増加し、約1年ぶりに過去最高を更新しました。
- 運用月数:82ヶ月(2016年6月運用開始)
- 損益率:+68.9%(前月から+2.2ポイント)
- 年率換算リターン:+8.0%(前月から+0.1ポイント)
- 資産残高の推移:下のグラフ
資産内訳(2023年4月)
各資産の割合と、当初配分比率(資産クラス列のかっこ内の%値)からの乖離は次のようになっています。
資産クラス | ファンド名 | 割合 | 乖離 |
---|---|---|---|
国内株式(5%) | 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド | 5.3% | 0.3% |
国内中小型株式(5%) | ひふみ年金 | 5.1% | 0.1% |
先進国株式(20%) | DCニッセイ外国株式インデックス | 20.6% | 0.6% |
海外REIT(10%) | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 9.7% | -0.3% |
先進国中小型株式(10%) | EXE-i グローバル中小型株式ファンド | 9.8% | -0.2% |
新興国株式(20%) | EXE-i 新興国株式ファンド | 19.2% | -0.8% |
先進国債券(10%) | 野村外国債券インデックスファンド | 9.6% | -0.4% |
新興国債券(10%) | 三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド | 10.2% | 0.2% |
金(10%) | 三菱UFJ 純金ファンド | 10.4% | 0.4% |
所感
米国シリコンバレー銀行の経営破綻から始まる金融不安が続くなか、iDeCoの資産残高は13ヶ月ぶりに過去最高額を辛うじて更新しましたが、今だ横ばいの状況です。
状況が好転する兆しは見えませし、足元で進行するインフレやウクライナ紛争の長期化を考えると、むしろ暗転する可能性もありますが、近々到来するであろうFRBの利上げ終了が市場ムードの転換点になればと期待します。
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