iDeCoの運用状況(2023年1月~6月)

2023年8月16日

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2023年3月の運用状況

資産残高(2023年3月)

2023年3月末のiDeCoの資産残高は前月末から微減しました。

  • 運用月数:81ヶ月(2016年6月運用開始)
  • 損益率:+66.7%(前月から-0.5ポイント)
  • 年率換算リターン:+7.9%(前月から-0.2ポイント)
  • 資産残高の推移:下のグラフ
iDeCoの運用状況(2023年3月)
iDeCoの資産残高の推移 2023年3月末
(2016年6月を1.0とする)

資産内訳(2023年3月)

各資産の割合と、当初配分比率(資産クラス列のかっこ内の%値)からの乖離は次のようになっています。

資産クラスファンド名割合乖離
国内株式(5%)三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド5.2%0.2%
国内中小型株式(5%)ひふみ年金5.1%0.1%
先進国株式(20%)DCニッセイ外国株式インデックス20.3%0.3%
海外REIT(10%)三井住友・DC外国リートインデックスファンド9.6%-0.4%
先進国中小型株式(10%)EXE-i グローバル中小型株式ファンド9.8%-0.2%
新興国株式(20%)EXE-i 新興国株式ファンド19.6%-0.4%
先進国債券(10%)野村外国債券インデックスファンド9.7%-0.3%
新興国債券(10%)三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド10.2%0.2%
金(10%)三菱UFJ 純金ファンド10.4%0.4%
各資産の割合と当初配分比率からの乖離(2023年3月末)

所感

米国のシリコンバレー最大の銀行であったシリコンバレー銀行が3月10日に経営破綻し、3月12日には暗号資産関連企業との取引を中心とするシグネチャー銀行も破綻。欧州ではクレディ・スイス・グループの経営が悪化し、3月19日にスイス最大の金融機関であるUBSに買収されました。

インフレを抑えるための急激な金利の引き上げが銀行の経営に深刻なダメージを与えていたことが表面化し、市場ムードは一時、総悲観になりました。

資産残高は月末にかけて持ち直し、微減に留まっていますが、金融機関の経営に対する現在進行形の不安がしばらく続きそうです。

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