iDeCoの運用状況(2021年7月~12月)

2022年1月4日

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2021年11月の運用状況

資産残高(2021年11月)

2021年11月末のiDeCoの資産残高は前月末から減少しました。前月の大幅増の反動もあるとは思いますが、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の影響が大きいと思います。

  • 運用月数:65ヶ月(2016年6月運用開始)
  • 損益率:+59.6%(前月から-3.5ポイント)
  • 年率換算リターン:+9.0%(前月から-0.6ポイント)
  • 資産残高の推移:下のグラフ
iDeCoの運用状況(2021年11月)
iDeCoの資産残高の推移 2021年11月末
(2016年6月を1.0とする)

資産内訳(2021年11月)

各資産の割合と、当初配分比率(資産クラス列のかっこ内の%値)からの乖離は次のようになっています。

資産クラスファンド名割合乖離
国内株式(5%)三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド4.7%-0.3%
国内中小型株式(5%)ひふみ年金4.7%-0.3%
先進国株式(20%)DCニッセイ外国株式インデックス21.0%1.0%
海外REIT(10%)三井住友・DC外国リートインデックスファンド10.7%0.7%
先進国中小型株式(10%)EXE-i グローバル中小型株式ファンド10.0%0.0%
新興国株式(20%)EXE-i 新興国株式ファンド19.4%-0.6%
先進国債券(10%)野村外国債券インデックスファンド9.9%-0.1%
新興国債券(10%)三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド9.5%-0.5%
金(10%)三菱UFJ 純金ファンド10.1%+0.1%
各資産の割合と当初配分比率からの乖離(2021年11月末)

所感

オミクロン株の出現によるリスクオフに伴って資産残高は再び減少しました。前月の大幅増に対するリバウンドもあると思います。

資産内訳を見ると新興国および国内株式の割合が減少しています。海外投資家から見ると日本の株式は新興国と同じ扱いなのでしょう。

オミクロン株の影響は短期的と考えています。長期的には、米欧の中央銀行が今後テーパリングに向かうことの影響が気になるところです。

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